伽羅柿(きゃらがき)は、別名:元山(がんざん)とも呼ばれ、佐賀県原産で北九州の宅地内で栽培されていましたが、30年以上の古木にならないと本来の甘味が出ない事から、戦後の急速な都市化の流れで衰退してしまった品種です。伽羅の由来は、果肉のゴマが沈香の木目のように詰まっている事から伽羅柿といわれるようになったといわれています。果実は果頂部がわずかに鈍尖で、果肉はゴマが多く黒褐色。種子が4〜5個入り、3個以下のものは半渋の場合が多くなる“不完全甘柿”です。
新鮮なうちにお早めにお召し上がりください。
陽のあたらない涼しい場所にて保管してください。