「じゃばら」は柚子や九年母(くねんぼ)などの自然交雑種であると考えられ、柚子やダイダイ、カボスのように果汁や果皮を利用する香酸柑橘の仲間です。紀伊半島の和歌山県や三重県の一部に存在していたようで、和歌山県東牟婁郡北山村では江戸時代の頃より庭先で栽培されてきました。北山村では、鬼も逃げ出す酸っぱさからか、はたまた松のような不思議な香りがするからか、それは定かではありませんが「邪気を払う」、そんな意味で「じゃばら」と呼ばれていました。その北山村が、村おこしに「じゃばら」を活用し、1979年に品種登録いたしました。(現在、種苗法上の品種登録は失効)柚子よりも果汁が豊富で、糖度と酸度のバランスのとれた、まろやかな風味が特徴です。そのまま実を食べるというより、主に果汁を利用することが多い果実です。 |
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走り | 旬 | なごり | *収穫状況により取り扱いの無い場合もあります。 |
新鮮なうちにお早めにお召し上がりください。酸味が強く感じる場合は、常温の涼しい場所で数日保管いただきますと酸味が和らいできます。
陽のあたらない涼しい場所にて保管してください。
皮が剥きづらいので、ナイフでカットしてお召し上がり頂くか、絞ってジュースにしてお召し上がりください。