1952年ワシントン州立大学の研究者ハロルド・フォーグル氏によって、ビング種とヴァン種を交配させて生まれた実生を選抜育成されたものとされています。アメリカから輸入される、さくらんぼの代表品種はビング (Bing cherry) で、日本への輸入量の9割を占める赤黒い色のさくらんぼですが、レイニアは大粒で肉厚、外見はクリーム色の地に赤く色づき佐藤錦に似て、甘みも強く、日本人にはビングよりも好まれている品種です。レイニアは収穫前にその3分の1が鳥に食べられ収量が少なくなる事や、大粒で美味しい事もあり一般的なアメリカンチェリーに比べ高価になっています。